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ディレクターメモ

Macのストレージの空きが極端に少ないときに調べるフォルダ【映像制作編】

MacBook ProRetina, 2012)の500Gのストレージが残り1Gを切ってずいぶんたつ。

以前から不要なアプリを消すなどちょくちょくメンテをしていたが、

ほぼ同じ環境で同じく500GのMacBook Airは、まだ80Gの空き。あれ?おかしいぞ。

 ターミナルで調べると、映像制作ならではのストレージの圧迫が見つかったのでメモ。

 よくある対処法と初めてのターミナル検査

最低限の対処法はこちらに書いてあるように、ゴミ箱を空にするはもちろんのこと、

ハードディスクの空き容量が極端に少なくなる場合の対処方法 | Apple サポートコミュニティ

1)再起動

2)セーフモードで起動

3)ターミナルで容量の大きいフォルダを確認

ターミナルに苦手意識を持っていたので、避けていたけど、今回はやってみました。

ターミナルを起動して、

sudo du -g -x -d 5 / | awk ‘$1 >= 5{print}’

すると、思わぬところに大きなファイルが。。

f:id:macdrop:20150322130541j:plain

私はこれらのフォルダで60G削減しました

Final Cut ProやMediaEncorderなどの映像関係のアプリに大きな塊を発見。

以下、フォルダのメモです。

/Applications/Final Cut Pro.app/Contents/MacOS/Render Files

まさかFinal Cut Pro 7のアプリケーション内に大量のレンダリングファイルがあるとは。

右クリックでアプリケーションのパッケージの中身を確認。

数年前の案件の懐かしいファイル名でレンダリングファイルがたまっていました。削除。

/Library/Application Support/Final Cut Studio/Motion/Library

OSX YosemiteになってMotion4が使えなくなったので、関連ファイルごと削除しても安心したつもりが、サポートファイルが残っていた様子。削除。

/Library/Application Support/LiveType/LiveFtonts/Pro Series

LiveFontもさすがに使わないのでずいぶん前に削除していたが、関連ファイルが7Gも残っていた。削除。

/Library/Audio/Apple Loops/Apple/Apple Loops for Soundtrack Pro

Soundtrackも、Final Cut Studioのインストール後に削除したつもりが、22Gもの音ファイルが残っていた。削除。

今は使っていない、Final Cut Studio負の遺産。恐るべし。

/Users/********/Document/Adobe/Adobe Media Encorder

Media Encorderの書類の中にも、大量のレンダリングファイルが。

 

これらを削除して、MacBook ProAirともにストレージの空き容量は一気に安全圏に。

そもそもターミナルを避けてたのがいけなかったんだけど。

映像関連のアプリを使っている人は、一度チェックしてみることをオススメします。

ターミナルコマンドでOS X を12倍深く使うための本

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